夏季公開講座「ゼロから学ぶプログラミング ~身近な電子機器を自分でつくっちゃおう!」に参加されたみなさんへ

2018年8月に開催した講座で使用したマイコンボードに,物理的に破損しやすい個体が含まれることがわかりました。破損していないボードはそのままお使い頂いても問題ありませんが,万一破損してしまった場合は下記の対応をお願いします。

A. オリジナル品をご自身で購入される場合
今回使用した Pro Micro 5V/16MHz のオリジナル品を SWITCH SCIENCE で購入可能です。互換品よりは高価ですが製造品質の高い製品ですので,もう一台追加で買い増しを希望される場合にもこれが最適です。
このボードは部品単体で届きますので,ご自身でピンヘッダと呼ばれる部品(ボードの足の部分)を購入の上,半田付けが必要です。半田付けの経験があれば簡単ですが,経験がない場合は以下の Arduino Leonardo か Arduino Uno R3,あるいは C. を選択してください。
ドライバのインストールも必要です。ドライバのインストール後は講座で使用した物と同様に利用できます。ドライバインストールの経験がない場合や不安のある場合は以下の Arduino Leonardo か Arduino Uno R3,あるいは B. または C. を選択してください。
今回の講座で使用した Pro Micro と比べてボードの形状(ピンの並び方)が変わっても構わない場合は,Arduino Leonardo と互換性があります(形状が異なるだけで電気的には Pro Micro と同じ物です)。Arduino Leonardo は半田付けもドライバのインストールも不要で,すぐに使い始めることができます。今後も発展させようと考えておられる場合はこれをオススメします。
ウェブや書籍の情報が一番多いのはおそらく Arduino Uno R3 です。これも Arduino Leonardo とほぼ同じですが,USB コネクタが異なるなど,少しだけ違いがあります。(電気的にも少し違います。ほぼ同じなので大きな影響はありませんが。)
B. 互換品をご自身で購入される場合
Pro Micro 互換品は講座の時と全く同じようにご使用頂けます。追加のソフトウェアのインストールは不要です。
「Pro Micro ATmega32U4 5V/16MHz」という表記を参考にお探し下さい。日本の Amazon でも購入可能ですが,並行輸入品のみの扱いのようですで保証やサポート等は期待できません。また,ご自身で半田付けが必要です。半田付けの経験があれば簡単ですが,経験がない場合は C. を選択してください。
C. ご自身で半田付けができない場合
講座で使用した物と全く同じ物をご希望の場合は,今回の講座を共同開発したヘマタイトさんの在庫品を 600円 でお分けいたします。ただし,同様の不具合が発生する可能性がありますのでその点はご容赦下さい。
多数のお申し込みがあった場合などは納期を頂く場合があります。お急ぎの場合は極力 A. か B. をご選択ください。(申し訳ありませんが買い増しのご希望には添えません。)
追加のソフトウェアのインストールは不要です。
申し訳ありませんが,この対応は講座から1ヶ月間(2018年9月13日ご連絡分まで)とさせていただきます。
申込方法:以下のメールアドレスに「お名前・メールアドレス・郵便番号・ご住所・ボードの症状(できるだけ詳しく)」をお送り下さい。こちらで今回のサポート対象であることが確認できましたら,ボード本体および振込先情報をお送りいたします。
 神戸高専 電子工学科 長谷芳樹:e-mail

以上,ご不便をおかけいたしますがご理解をお願いいたします。

(2018年8月23日掲載)